December 29, 2012

Bad days.



少し前にダウン気味で復活したと思ったら。
数年ぶりに完全ノックダウン。 

終わりゆく2012年。

来年は私のミチを極めよう!


PS.
プリン、アイス、リンゴジュース、それにポカリ。
今回一番の贅沢は桃の缶詰独り占め♥

December 6, 2012

Georges Rouault - I ♥ CIRCUS



サブタイトルは「享楽のパリで、サーカスを愛した男。」

Georges Rouault(1871-1958)、
MatisseにPicassoたちと同じ時代、どことなく年代感はあるけど、
これだけサーカスに特化してるなんて楽し過ぎる。

といいつつ、作品自体は表情が伺えないピエロに踊り子たち。
なんだか道化師の裏側を覗いちゃった気分。

当時パリには4つものサーカス会場があったそうな。
どうして昔のポスターはこんなにもおしゃれなんだろう。



http://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/12/121006/


PS.
チケット売り場で後ろにいたおじ様にチケットを頂きました。
これで頂いた回数の方が多くなっちゃった。もっと貢献したい!

November 14, 2012

Chardin at 三菱一号館美術館



シャルダン展。こちらの美術館ははじめて!
レトロな雰囲気も残っていて、中庭があったりとってもかわいらしい美術館。

さてさて、シャルダン→静物画というイメージしかなかったけれど、
風俗画の時代もあったり、思っていたより少しばかり前の年代。

あまり「光」を感じさせないように見えたけれど、まさに「静寂」。
その中で、本人のライフスタイルの変化にあわせて描かれる物が
少しづつ変わっていくのが感じられる。

http://www.mimt.jp/chardin/
画像はHPより


PS.
チョコレート展に行くか悩むーー。


November 10, 2012

浮世柄比翼稲妻



これぞ伝統芸能、4時間にも及ぶ通し狂言。

とても、とても、それはとても、隅田川のような時間が流れる。

台詞もたくさんあって、舞台も衣装も華やかで素人にも楽しめる演目で一安心。
しかしこの山三という人物、三幕での根っからの王様体質には参りました。

時代錯誤、を堪能するのって本当に贅沢。


PS.
社会科見学で観た、体験したものって
どれぐらい今のわたしの影響してるの??



November 1, 2012

篠山紀信展 写真力 



篠山紀信展に行ってきました。
宮沢りえも、だけど、この山口百恵の写真がどうしても気になって。
だって、1977年なのにものすごく「今」を感じるのはどうしてかしら。

吉永小百合も樋口可南子も大原麗子も
こちらが恥ずかしくなるぐらいに綺麗で、そういうのが「写真力」なのかな。

美しいとはちょっと違うし、錯覚だけど
ミッキー&ミニーもホントに笑ってるように見えたし
迫力があったのは歌舞伎役者達。
刺青の男たち(?)の大判と同じぐらいの迫力。



画像はHPより

お気に入りのカフェが初台にもあったー!!


PS.
やじってほんとに多彩。「パリーグなめんなYOH!」

October 17, 2012

アラブ・エクスプレス展



チケットがお財布の肥やしになりかけていたところ。
いい意味で期待を裏切られた!
お伽草子とあわせて六本木を満喫、断然こちらの方が印象深いの。

作品だけ鑑賞しても、とっても鮮やかでモダンで楽しめる。
でもその裏側には想像できないような意味があって、
すごく、心に残る展覧会。



言葉では上手に表現できないので池上さんにお願いしましょう!
http://www.academyhills.com/note/opinion/12091009ArabIkegami.html


PS.
先入観と偏見の違いって何だろう。
ともかく、今年は六本木の偏見を捨てて結構楽しんでるん。

お伽草子ーこの国は物語にあふれている



絵画もさることながら、いつもこんな巻物の保存状態には驚いちゃう。
数百年たっても色彩は彩りゆたか。

お伽草子って小さい時に読んだから子供向けかと思ってたら違うのね!
わりと下世話?なストーリーもあったりして。

教訓、なんてものを念頭に書かれてないのを
のちのち誰かが何かをくっつけてしまったのかしら。


PS.
数年ぶりにキンモクセイに香りにつつまれて幸せだ〜。

October 9, 2012

ドビュッシー、音楽と美術 at ブリヂストン美術館



迷ってるなら行ってみた方がいいなって思った。

ここはひとつひとつ、というよりも全体の雰囲気がとってもステキ。
そうだよね、ここまでテーマが明確なんだもの。
そう、これが私の望んでいたプチ時間旅行。

ずっとずっと、いいな、に一歩踏み込めなかったGustave Moreau。
やっとお気に入りの作品に出会う。




そして一枚だけちょっぴりモダンな雰囲気を醸し出してた
Maurice Denisの「Les Bateaux jaunes」。
うーん、寝室に飾りたい。



PS.
松茸とポルチーニだったら、断然ポルチーニ派。

October 8, 2012

メトロポリタン展 at 東京都美術館



レセプションというものに初めてご招待してもらったら
図録も頂いちゃったの巻き。
やっぱりいいなー、ゆっくり余韻に浸れるの。

そう、正直この糸杉はどうなんだろうって思ったけど
こんな風にデザインされちゃうとすっごくオシャレに変身。


とにかくもっともっと眺めていたかったのは
Tiffanyさんの作品「Hibiscus and Parrots Window」。
本物はもっと色がアンニュでうっとりしちゃう。



PS.
遼くん後ろ髪だけでも切ろうよっ!!!

September 14, 2012

Future Beauty : 30 Years of Japanese Fashion at MOT



芸術の秋、にはまだまだ暑いけれどお散歩がてらにちょっと気になってたこちら。

ぼろ布をまとってるだけ、とまで言われた当時の日本人デザイナーのパリ進出。
まぁそこまで、とは思わないけど、納得できたのは「平面性」というテーマ。
どうして観てても胸がときめかないのか、
それはきっと女性をより美しくみせたい、ボディラインを極限までいかす、
という事でデザインされてないんじゃないかなって。

それでもって、なぜかチケット持ってた「特撮博物館」、
そうか、小さいとき見てたウルトラマンとかの街って本物じゃなかったんだ、
というところ。


やっぱり常設展ね。
最近目に入り過ぎて気になって仕方ない、しかも今更、奈良美智。
ムムムー。



PS.
ん。平面性、そうか、日本人のボディ自体が平面的で。
目指せCurvy Body。
ナスって結構色っぽいとこあるんだよね。


September 3, 2012

GAMARJOBAT



「が〜まるちょば」だって。サイレンスコメディですって。
初耳だけど、結構有名だそう。

眠くなるかと思ったら大間違い!
後半の一時間は言葉のないお芝居。
こんなに集中したのは久しぶりってぐらい。


PS.
せっかくの秋なので、ちょっぴりライフスタイルを変えてみよぉーっと。


August 25, 2012

フェリクス・ホフマン絵本原画展 at 教文館



この夏二つ目の絵本の世界。
グリム童話でなじみ深いスイスのフェリクス・ホフマン Felix Hoffmann。

すごいの、病気の子供に送った手書きの絵本、イラストつきのお手紙、
絶対優しい子に育つんだろうな〜。

なんだろう、子供むけだけれど、子供に媚びをうってない雰囲気。
色味も結構渋いけど、目に優しい。

PS.
児童書コーナーって意外に楽しい。
そうそう、これ! 絵本って半永久的なのね。








August 19, 2012

Cloud Cities by Tomas Saraceno at Maison Hermes




トマス・セラーノ Tomas Saraceno(1973年 アルゼンチン)。
都市が雲のように浮上している様子だそうだ。

ちょっぴり顕微鏡をのぞいてるような世界。

こういうの、インスタレーションって言うんだっけ。
この時間、私だけの空間、とっても不思議な気分。

反対側にはゴミ袋に使うようなビニールを作った真っ黒な気球の試作品。
扇風機で入り口から空気を入れて天井一杯に膨らませてるものが。
靴を脱いで入り込むと、一番奥に座布団と製作過程の映像。

鑑賞というのは、人が多過ぎてもイヤになるけど、
ひとりぼっちでも落ち着かないんだな。


画像はこちらから↓
http://gqjapan.jp/2012/06/13/hermes-2/


PS.
エルメス、やっぱり憧れる?
お金持ちだったら、バックはいらないからリゾートウェアとかコートとか欲しい。

July 24, 2012

Fuzzy days.



雑誌のエッセイに添えてあった絵。
何となく撮ってみたけど、
どなたの作品かちゃんとチェックしておけばよかったな。

本当はもっとピンクがあわくって、黄色が穏やかだった。

暑さに負けずにゆらゆらと曖昧な日々。


PS.
ゆらゆらついでに代官山蔦屋debut。
張り切ってCD10枚もレンタルしてしまったーサイコー!



July 16, 2012

The Universe of E. Kreidolf at Bunkamura



たまにはメルヘンワールド。

スイスの絵本画家、エルンスト・クライドルフ(1863-1966)。
小人、バッタにたくさんのお花たち、
ほんわかムード、でもよーく見るとちょっとドキッとする絵もあったりです。

そう、スイスのお花、高山植物、とっても可憐なお花ばかり。
注釈にはちゃんと本物のお花の写真もあったりして、楽しい。




※画像はHPより


PS.
私の初疑似Paris体験、セーラー服でのLes Deux Magots。
あの頃に戻りたい? どうだろ!

July 12, 2012

JUN SKY WALKER(S) at NHKホール



最近ご招待をよく受ける。
そして最近は再結成ブームなのかしら?

ほーこれが日本のRockか。
その定義はよくわからないが、
ライブ一曲目「ロックの資格〜Rock'n Roll License〜」では
ロックは痩せてなきゃいけない、長生きしちゃいけないって歌ってた。
ほー。


確かに黒の細身ジーンズ(笑)。


異文化な七夕を過ごしました。


PS.
「キスして欲しい」を予習していた私。




July 10, 2012

Mauritshuis at 東京都美術館



「Mistress and Maid」ほどの感動がなかったのは、、、
この一点にたどり着くまでに疲れちゃったからかしらん。

「鑑賞する」とはかけ離れた状況では心に響かない、とっても残念。
今までこんなに並ばなきゃいけない事なんてあったかな?
となりのおじさんは「おまえはモナリザかっ!」ってあきれてた(笑)。

それでも、本物の色味というのはネットでは味わえないものね。

http://www.asahi.com/mauritshuis2012/


PS.
久しぶりに音声ガイドを借りてみました。これがまた残念ポイント。
oh..... なぜに武井咲ちゃん、
ビジュアル抜群だけど、ガイド向きじゃないでしょっ。


June 26, 2012

TOKYO DOME



久しぶりの巨人戦は、相変わらず、というべきか。
いや、そんな事はないかな、先発陣のラインナップも若手が頑張る。
いやいや、変わらず慎之助は重そうだし、鈴木は軽やかだし。


そんな中、こんな人がいると本当に嬉しい。
「0」だったらもっと嬉しかったけど!




PS.
久しぶりついでに、調子にのってケンタッキーフライドチキンを食べたら胸焼け。
そうね、もう引退してもおかしくない世代だもんな。。 Sigh......

June 17, 2012

ONE PIECE展 at 森アーツセンターギャラリー



私の知識はルフィーとチョッパーという名前のみ。
そして、この日ルフィーのお兄ちゃん、
エースがとてもイケメンだったという事を知る。

それにしても、マンガの原画を見れるってとても楽しい。
週刊誌のザラザラした紙になるとこうも単調なラインになってしまうんだって。
時間があれば水彩を使いたいとのことだったけれど、
カラーの原画なんて、セル画みたいにきれいだった。

今からこの世界にはまるには気力と時間が必要だけど、
時間だけはたくさんあるからな〜!


PS.
時間はたくさんあるけれど、それ以上に娯楽にあふれてる今、
その選別はとても悩ましい。

June 7, 2012

池坊展



池坊550年祭。
その歴史を辿り、その時代のいけばなや文献を堪能できる催し。
住職、天皇、将軍、そして京都から各地へ伝わって550年。

豊臣秀吉を魅了したという7m以上の立花の再現、これは圧巻ではあったけれど、
今のところ私はやっぱりキリッとしたお生花の気分。
そう、一般庶民なのです。


ようやく女性のお稽古ごととして浸透、そして次期家元は初の女性。
光陰矢の如しなり。


PS.
出口の先にある物販コーナー、初めて「いいね!」と思う。

May 22, 2012

みんなで金環食する?LIVE 2012



しちゃいましたー!金環食。
はじめはあまり興味なかったけれど、
あまりにも世間と彼らが賑わっているので裸眼で頑張りました。
よかった!曇っていて!

宇宙の神秘に、たとえ解明されてても、
触れた時の気持ちって言葉では表現できないけれど、
今回ばかりはドリカムに感謝。
そしてご招待ありがとう。


PS.
最近気になるすごい人。
吉田美和→中村正人、そしてピストン西沢。



May 21, 2012

Vol.3-Cezanne and Hermitage at 国立新美術館



昨今美術館の名前がごちゃごちゃになります。
こちらは乃木坂のコレクションを持たない国立”新”美術館。

まずはセザンヌ。
久しぶりにのどかな気分に浸れる作品群。
不思議な色調のグリーンが使われた風景画。
と思いつつ、一番好きだったのは最後に出てきたこちら↓。
心が穏やかな人(勝手な想像だが)が描く肖像はとても柔らかい。



セザンヌ
パリとプロヴァンス
http://cezanne.exhn.jp/


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そして大エルミタージュ美術館。
ロシアと言えば、ピロシキとエカテリーナ二世、
と思っていたらこの美術館、当初は彼女専用だったそうだ。
時代順に展示されていて、その解説もとってもわかりやすい。
例えば、ロココを「貴族趣味」って呼んでいたり。

そしてコマーシャルでも使われているマティスの
これまたとても平和な赤い一枚。
遠近法もすごいと思うけど、ここまで大きくって平面的っていうのもすごい。



大エルミタージュ美術館展
http://www.ntv.co.jp/

※一枚目以外の画像は各HPより




PS.
やっぱりね、フランスですよ!パリとプロヴァンス!
今私にできること、ORANGINAを飲んで妄想すること。

May 16, 2012

Vol.2-Jackson Pollock at 東京国立近代美術館



切れてしまったけれど、右端のコピーは
「抽象絵画は、音楽を楽しむように味わえばいい。」
おそらくこれは、彼の言葉。

しかしですな、これだけ”抽象的”なものを
どうやって音楽と同じように鑑賞するんだろう。

私は逆に、会場に音楽を流してほしかった!
もしも、私がアーティストだったら、どんな音楽を聴きながら創作して、
展示会ではどんな音楽流したいかしら。 

今までこのスタイルの作品しかみたことがなかったので、
ここに至るまでと、確立後の葛藤をかいま見れたのはためになった。



誕生100年 ジャクソン・ポロック展
Jackson Pollock : A Centennial Retrospective
http://pollock100.com/


PS.
んっ?
結局よくわからず、うっかり気取って「ためになった」って。
気取らずに言うならば、すこーし近づけたって感じ。
(友達じゃあるまいし。。。)


May 14, 2012

みんなで金環食する?The Orchestra!



知名度はどれくらい?
個人的には、三年前を思い出します。↓ 於 代々木
今思い出すと、すっごい企画だったなって思える。


それで今回の金環食偏、
こちらは宇宙にちなんだ曲を東京フィルが演奏するというもの。

やっぱりドリカムってすごいと思う(今や化粧品の広告にも出ちゃうし)。
が、悔しいけれど、こんな企画を成功?、やってしまった人もすごいな。
とお家に帰って素直に思えた夜に感謝です。


PS.
金環日食用専用メガネ、買っとく!?



May 7, 2012

Vol.1-Naoki at CHANEL NEXUS HALL



せっかくなので、自由がある限り続けて行こうかと、東京美術鑑賞。
なんでも2012年は日本の当たり年なんですって、美術界では。

気持ちは楽に、ふらっとシャネルのホールへ。

と、ここまで書いてお引越し、ネット無しの生活に浸る事数週間がたち、、、
とっくに終わってしまった写真展、MOOD-9 GIRLSへ。

Naokiというフォトグラファー、
なんでもシャネル(株)の社長からオファーがあったという。

大判の写真が10枚、それぞれテーマがあって、9人の女子モデルで構成。
よくみると、1人だけカメラ目線。
キャプションがないので、質問してみると、
9人中、4人が悪い子、4人がいい子、
そして残りのカメラ目線の女の子はその中間なんだとか。
しかも「悪い子」と「いい子」は鑑賞側の判断だそうだ。

試されてる感あるのってちょっと苦手。


MOOD-9 GIRLS
NAOKI PHOTO EXHIBITION
April, 4th - 25th, 2012

CHANEL NEXUS HALL


PS.
それ以上に苦手なの、配線工事とかのおじさん(おにいさん)が家に来るの。
お茶って出す? チップはいらないよね!?
っていうか、私その間何してればいいのーーって。







April 12, 2012

Vol.50-American Museum of Natural History



目標達成!!!
二年前、全て見切れず最後にとっておいた自然史博物館。

あれから、私の一生分と言っても過言ではない数の作品を鑑賞してきたワケで。
美術館と博物館の違い、人間が作り出した作品ではないけれど、
地球規模の創造品というのは、なんとまぁ興味深いことか。

加えて、キッズが多いせいか、ちょっぴりワクワクするのが博物館。

blah blah blah ,,,,,,



生態系を調べるためにスケルトンにされたお魚、ちょっぴりオシャレ。



模型好きとして気になったのは、色々な人たちの暮らしの様子。
同じ星に住む同じ人間なのに、今更ながら地球の巨大さに驚く。






ラストが博物館、というのは今振り返ってもちょっとハテナである事は
否めませんが、これにてひとまず一見落着。


PS.
爬虫類コーナーでキスするフランス人カップル、
生命の力強さを感じる。