世界三大、四大美術館、どちらでしょうか、
いずれにしても外観を撮影するのも難しい程の大きさです、メトロポリタン美術館。
1866年の構想設立時から四年後の1870年開館。
常設展示とはいえ、それは所蔵している作品の約1/4だそうです。
今回の目的は「Alexande McQueen : Savefe Beauty」。
昨年40歳という若さで亡くなったアレキサンダー・マックイーンの回顧展。
今年のニュースと言えば、英キャサリン姫のウエディングドレスが
ブランドを引き継いでいるサラ・バートンのデザインでした。
大学卒業後の1992年から、最後のランウエイまでのコレクションが
Romanticを7つのテーマに沿って展示されています。
ほとんどのマネキンがフェイスマスクをつけていたり、
中にはサディズムを感じさせるものもありますが、圧巻の世界です。
私のお気に入り二点。
深い赤が女性の本能を引き出してしまいそうです。
autumn/winter 2006-7 Dress, Widows of Culloden |
Autumn/Winter 2008-9 Ensemble, The girl Who Loved In the Tree |
血の通った人間が身に付け、一歩踏み出し、風を受けた途端に
ドレスに命が宿ります。
ファッションの粋を超えた、崇高な芸術。
ALEXANDER McQUEEN
SAVAGE BEAUTY
May 4 - July 31, 2022
http://blog.metmuseum.org/alexandermcqueen/
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次に向かうのは
「ROOMS WITH A VIEW - THE OPEN WINDOW IN THE 19TH CENTURY」。
1810から1820年頃のドイツ、フランス、デンマーク、そしてロシアの
アーティストの、「窓」のある絵画展示。
窓から景色の見える、音のない静かな光景。
もちろん作品も興味深いのですが、テーマが面白いです。
Georg Friedrich Kersting (German, 1785–1847) In Front of the Mirror, 1827 |
Attributed to Martin Drolling (French, 1752–1817) Interior with View of Saint-Eustache, ca. 1810 |
THE OPEN WINDOW IN THE 19TH CENTURY
April 5 - July 4, 2011
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絵画を鑑賞したので、写真が見たくなります。
モノクロの夜の光景ばかりを集めた展示、
「Night Vision: Photography After Dark」。
夜の明かりは、カラー写真よりもモノクロ写真の方がキレイ。
Appel/Otto Steinert (German, 1915–1978) |
Untitled/Daido Moriyama (Japanese, born 1938) |
Night Vision: Photography After Dark
April 26, 2011–September 18, 2011
April 26, 2011–September 18, 2011
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The Metoropolitan Museum of Art
1000 Fifth Avenue at 82nd Street
New York, NY 10038-0198
※建物写真二点以外は全てHPより
PS.
入場料→Recommended、大人$20なり。さて、あなたならいくら払いますか?
$20? それとも$1???
7 comments:
えぇ〜、みた〜い! 秋までやってないのでしょうかˇ ˇ:
とっても素敵、赤のドレス
るちは下、ぜったい下がいい!
着てみたい・・・うっとり
ファッションってそもそも芸術だよね
デザイナはあくまでも芸術家であって商業デザイナではないんだもの
それが日常着となるまでのプロセスって面白い
次は窓ですか・・面白いね
るちは窓辺って大好きだよ 車窓とか
いつも違ってみえる風景だものね……不思議なものです
で最後は何よ写真。。
贅沢ものよ…… キミはこの満腹感をいくら払うつもりなの?
20$でも足りないよ!
見たいでしょーー!!!
でも6月までみたい、、、。
映像も音楽も幻想的で、私ももう一度みたい。
そうね、Haute coutureから派生したデザインってどのくらいデザイナーの認可のもとなんだろうね。
ウフフ、私はね。
ちょうど美術館から出てきたオジイさんが
「このバッジを持って入りなさい、お金を払わなくって大丈夫だよ」ってくれたの。
なので今回はただで満腹にさせてもらった!
きっと貧乏学生にみえたのかな(笑)。
ありがたいです。
いずれも興味深いですねー。赤いドレスはすごく突き刺さるね。ファッション通信、毎週みてるけど、面白いよ!この前、ゴリチエのインタビューがあって、すごくいいこと言ってた。
若者に憧れるのではなく、むしろ、歳と重ねた者へ憧れさせる、それを提案したいと。ステキなラウンウエイでした。
おー。森山大道!今は休刊だけどCoyoteという雑誌の創刊号特集が大道で。バックナンバーをプレミア価格で競り落としました。10倍くらいの価格で(笑)カルティエ現代美術館に大道の作品があって、以前、東京現代美術館に大道含めて作品がやってきて、そりゃすごかった!見たい!大道!
こんばんは、soraさん。
私もファッション通信みたいです。DVD売ってたら買うのにな〜。
そういえば、石川三千花さんってファッション通信でイラスト書いてましたっけ?
なんだかね、ファッションデザイナーって一言ひとことがすっごい重いし、言葉事態がとってもファッショナブルなんですよね。
あ!森山大道に気づいてくれました?!
カルティエ現代美術館ってParisの?
ここ、日本人アーティストの所蔵多いんですね、なんだか嬉しいな。
今度行ってみよっと!
奈良美智と村上隆については、、、。要話し合いですね(笑)。
うん、ゴルティエのメッセージは刺さったね
でもそれよりるちはミュグレーが懐かしかった!
Rinはミュグレーなんて着たことないだろうけど
るちは大好きだった、先代のミュグレー
美しい女性らしいラインのスーツが多かった(遠い目)
で、
三千花はシネマ通信だよ´∀`
その頃のシネ通のPとかDとか
Twitter とかFBで交流があってね
かれこれ……13年ほど前の仕事仲間とこうしてまた再会できるって
SNSってすごいよね。
石川さんはシネ通って僕も書こうかと思ったら先越された(笑)最初はShowbizかと思ったけどね。
カルティエ現代美はそうそう。パリの。ちなみに随分前にBlogで紹介してるので、お暇なときにでもー。
http://hosomichi.travel-mapper.com/?eid=306225#sequel
村上隆は話し合いたくないんだけど(笑)、奈良さんは要話し合いですな。
そうだ、シネマ通信だった!
そうだよね、「勝手にシネマ」だものね。
少し前に「勝手にオスカー」という本が出たみたいなのでちょっと読んでみたい。
あ〜色々興味を持つときりがないね!!!
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